中小企業診断士養成課程の費用【専門実践教育訓練給付金と雇用保険】

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2023年3月に中小企業診断士養成課程を修了しました、マヨふぐです。宜しくお願いします。

この記事では、

  • 中小企業診断士養成課程は金銭的に余裕がないため受験しない・・
  • 中小企業診断士養成課程などに通学するために退職するが、収入面が不安・・
  • 雇用保険や専門教育訓練給付金の入金タイミングが知りたい!

という方のために、

「専門教育訓練給付金と雇用保険」

を中心としたお金の話について、私マヨふぐが解説します。

実際に制度を活用した経験を基に解説しておりますので、

一つの参考事例としてお役立ていただけると思います。

結論

大学院に支払った費用の約7割にあたる金額を受給しました。

マヨふぐ
マヨふぐ

雇用保険の金額や使用可能な制度は個人差がありますが、費用負担を軽減できるのはありがたいですね!

各種制度

ここでは筆者が使用した以下3つの制度について、厚生労働省HPからの引用を基に解説します。

雇用保険

筆者は雇用保険の基本手当を受給しました。

労働者の生活及び雇用の安定と就職の促進のために、失業された方や教育訓練を受けられる方等に対して、失業等給付を支給する制度です。

雇用保険制度 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

専門教育訓練給付金

筆者の通った中小企業診断士養成課程は専門実践教育訓練のため、この制度を活用しました。

働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給される制度です。

教育訓練給付制度|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

専門教育訓練支援給付金

筆者は条件を満たしていたため、雇用保険基本手当の受給終了後にこの制度を活用することができました。

失業状態にある方が初めて専門実践教育訓練(通信制、夜間制を除く)を受講する場合、受講開始時に45歳未満であるなど一定の要件を満たせば、別途、教育訓練支援給付金が支給される制度です。

教育訓練給付制度|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
マヨふぐ
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制度には各種適用条件がありますので、事前に講座が教育訓練の対象かどうかを調べ、最寄りのハローワークに相談に行きましょう!

いくらかかる?

まず、私の修了した法政大学大学院の中小企業診断士養成課程の情報を基に必要費用について解説していきます。大学院に支払った費用としては、合計2,625,000円、内訳は以下になります。

  • 入学検定料:35,000円
  • 学費:2,590,000円(期間:1年間)

学費以外にも家賃や日々の生活費、税金、保険料は発生します。中小企業診断士養成課程は実習の交通費調査費用などもかかるため、一定の貯蓄は用意しておきましょう。

いくらもらえる?

次に、私が制度を活用して受給した概算金額になります。合計1,830,000円でした。

  • 雇用保険:550,000円
  • 専門教育訓練給付金:400,000円
  • 専門教育訓練支援給付金:880,000円
マヨふぐ
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学費は相応の金額がかかりますが、制度をうまく活用できれば戻ってくるお金も多いです!

入金までのスケジュール

最後に、入金までのスケジュールです。管轄ハローワークによって手続き方法や入金日異なりますので、あくまで一つの参考例としてお考えください。

年月活動内容
2022年1月ハローワークにて専門訓練給付金受付
2022年1月所定の場所にてキャリア相談(専門訓練給付金受給条件)
2022年1月ハローワークにて専門訓練給付金手続
2022年3月退職
2022年4月ハローワークにて雇用保険・専門訓練支援給付金手続
2022年5月ハローワークにて雇用保険認定手続
2022年7月ハローワークにて雇用保険認定手続
2022年7月雇用保険基本手当入金:約13.5万円
2022年8月ハローワークにて雇用保険認定手続
2022年8月雇用保険基本手当入金:約17万円
2022年9月ハローワークにて雇用保険認定手続
2022年9月雇用保険基本手当入金:約17万円
2022年10月ハローワークにて雇用保険認定手続
2022年10月雇用保険基本手当入金:約7.5万円
2022年10月ハローワークにて教育訓練給付金・教育訓練支援給付金認定手続
2022年11月教育訓練給付金入金:40万円
2022年11月教育訓練支援給付金入金:約12.5万円
2022年12月ハローワークにて教育訓練支援給付金認定手続
2022年12月教育訓練支援給付金入金:約30万円
2023年2月ハローワークにて教育訓練支援給付金認定手続
2023年2月教育訓練支援給付金入金:約30.5万円
2023年3月ハローワークにて教育訓練支援給付金認定手続
2023年3月教育訓練支援給付金入金:約15万円
※4月開始、講座期間1年間、前年度年収が約500万円のケースです。
スケジュールや受給金額は講座開始日・期間・個人の収入によって変動します。

このスケジュールは筆者が制度を活用した2022年4月~2023年3月の情報であり、あくまで参考です。制度は定期的に改正が行われるため、検討時に都度確認をお願い致します。

※教育訓練給付金は、資格取得等をし、かつ訓練修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用された場合は、受講費用の20%(年間上限16万円)が追加で支給されますが、筆者は独立したため受給対象外でした。

まとめ

国の制度を活用することで、給付金を受給できるケースがあります。取得したい資格や学位がある方は、ぜひ参考にしてみてください!

マヨふぐ
マヨふぐ

教育訓練はどうしてもお金がかかりますが、制度をうまく活用して、自分のキャリアアップに繋げていきましょう!

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