最初に
中小企業診断士養成課程を修了したマヨふぐです。宜しくお願いします。
この記事では、
- 中小企業診断士の資格が気になっている!
- 中小企業診断士を受験予定だが勉強方法がわからない!
- 合格者の勉強方法を参考として知りたい!
という方のために、
「中小企業診断士1次試験の勉強方法」
を中小企業診断士1次試験に合格した私、マヨふぐが解説します。
実際に勉強・受験し、合格した経験を基に開設しておりますので、
一つの参考事例としてお役立ていただけると思います。
【中小企業診断士の1次試験】
— マヨふぐ@中小企業診断士養成課程 (@mayofugu_egg) September 6, 2022
私は2021年8月受験でしたが、
こんな感じの結果でした。
・経済学・経営政策:64
・財務・会計:64
・企業経営理論:79
・運営管理:53
・経営法務:64
・経営情報システム:56
・中小企業経営・政策:51
・合計:431点
ギリギリ滑り込みですね(笑)
結論
中小企業診断士1次試験では、「全科目を広く浅く」「過去問中心」に勉強する必要があります。
いくら得意な科目の点数が高くても、
1科目でも40点以下だと不合格になってしまいます・・
中小企業診断士試験とは?
試験の概要について簡単に解説します。
試験全体では1次試験・2次試験があり、
1次試験は7科目の択一式試験、2次試験は4科目の記述式試験+口述試験になります。
また、1次試験合格者は中小企業診断士養成課程を卒業することで、
2次試験に合格しなくても中小企業診断士の資格を得ることができます。
私マヨふぐは養成課程を選択し、現在通学しております。
この記事では1次試験に焦点を当てて解説します!
1次試験の合格条件
合格条件は以下の2つになります。
①総点数による合格基準
免除科目を除く全科目を受験し、総点数の60%以上であって、
かつ1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、
試験委員会が相当と認めた得点比率とする。
②科目毎による合格基準
科目合格基準は、満点の60%を基準として、
試験委員会が相当と認めた得点比率とする。
なお、1次試験の合格期間は2年間、科目合格の合格期間は3年間の制限があります。
3年以内に全7科目に合格することで、1次試験合格となります。
1次試験の試験科目
試験科目は以下の7科目になります。
配点は全て100点満点です。
- 経済学・経営政策(60分)
- 財務・会計(60分)
- 企業経営理論(90分)
- 運営管理(90分)
- 経営法務(60分)
- 経営情報システム(60分)
- 中小企業経営・政策(90分)
私の場合
参考事例として、私の試験結果も記載します。
試験結果
- 経済学・経営政策:64点
- 財務・会計:64点
- 企業経営理論:79点
- 運営管理:53点
- 経営法務:64点
- 経営情報システム:56点
- 中小企業経営・政策:51点
- 合計:431点(61.57%)
こんな感じでした。
ギリギリ滑り込んだ感じです(笑)
企業経営理論で得点できたのは大きかったですが、
あとは全体的に同じくらいの点数でした。
勉強期間
約8か月 ※2020年12月14日~2021年8月20日
2020年12月6日に管理業務主任者試験を受験しており、
受験後にまた別の資格を、と思い立った時に検討したのが中小企業診断士でした。
また、大学時代は経営学部だったこともあり、
おぼろげながら多少の知識があったことで、
8か月の期間で合格することができたのかもしれません。
もっとまじめに授業受けとけばよかったと後悔しましたが、
当時はディズニーツムツムばかりやってました・・
勉強時間
約600時間 ※1週間当たり約14.5時間
仕事始業前にカフェで1時間半、仕事の移動中に1時間、土日は毎朝1時間程度勉強してました。
電車移動が多く、ほぼ現場を回る仕事だったため、
仕事中も自分でスケジュール調整ができたことはありがたかったです。
また、私は夜になると眠くなって頭が回らないタイプだったため、
勉強は朝の時間帯に集中して行うようにしていました。
勉強方法
- 過去問をひたすら解く。
- まずは全科目浅くてもいいから一周する。
私が勉強する時に特に意識していたのはこの2つでした。
中小企業診断士試験は過去問と同じような問題が出題されることが多いため、
過去問が全て解ける状態であればほぼ間違いなく1次試験は合格できます。
そして、浅くてもいいから一周する理由としては、
1科目でも40点未満となった際に足切りがあるためです。
いくら一つの科目を伸ばして平均点を上げても、
1科目でも全くできない科目があれば合格できません。
そのためまずは「過去問を一周する」ことを意識して勉強しました。
教材は?
ちなみに私はフォーサイトという通信講座で勉強しました。
理由としては、
- 問題集が充実していたため
- テキストがカラーで見やすそうであったため
この2つが大きな理由です。
特に問題集の難易度がA~Dで表記されていることがとてもありがたく、
私は難易度Dの問題を完全に捨て、
解ける必要のある問題に時間を割くことができました。
問題集は勉強効率を大きく左右するため、
教材を検討している方は自分に合った問題集を選ぶと良いと思います。
具体的には?
- 過去問確認(2020年12月)
- テキスト確認(2020年12月)
- 過去問1週目(2020年12月~2021年6月)
- 過去問2週目(2021年6月~2021年7月)
- 模擬試験(2021年7月)
- 間違いノート確認(2021年8月)
以上が私が勉強した一連の流れになります。
この流れは勉強開始前にざっくりと計画し、
メモに残して都度完了入力をしていくことで、
勉強完了した時の自信につながりました。(とりあえずやった感)
下記で具体的に紹介します。
過去問確認・テキスト確認
私はまずどんな問題形式で、どんな出題傾向にあるのかを掴むため、
流すように過去問を確認しました。
テキストも同じくどんな内容があるのかを流すように確認しました。
ほんとにざっくり確認するようなイメージで、
過去問確認・テキスト確認合わせて2日間程度でさらっと読みました。
過去問1週目
私は過去問1週目は間違う前提で早く解答を出し、
都度答えを確認しながらわからないところだけノートにメモして進めていきました。
ここで自分の理解できていない箇所をあぶり出し、
後日確認して理解できる準備をするイメージです。
この段階で後日確認するための間違いノートを作成したため、
試験前の確認効率を上げることができました!
過去問2週目
過去問2週目は、私は難易度B以上の問題のみ行いました。
ここで難易度B以上の問題に集中してできるようになっておけば、
試験で大きく点数が下がるのを避けられると考え、
敢えてC~Dの問題には取り組みませんでした。
この判断は個人的には正解だったと思います。
模擬試験
模擬試験は実際の試験時間を想定し、
イメージを掴む目的で行いました。
といっても有名塾が実施しているようなものではなく、
ただ付属していた試験問題を個人的に時間を測ってやっただけです。(笑)
問題を解くこと以上に「時間配分の把握」や「当日の想定」が目的だったため、
やるだけやってみたという感じです。
なんとなくの点数もわかりますし、
あとこれくらいは点数ほしい、等の目安にはなるかもしれません。
間違いノート確認
これめっちゃ有効でした。
間違いノートを問題を解きながら作っておくと、
試験前の確認効率が上がるため短時間で不明点の復習ができます。
ノートと言っても不明点を箇条書きでメモする程度で、
見たときに内容が連想できれば全く問題ありません。
電車などのスキマ時間で確認できるため、忙しい方にもおすすめです!
まとめ
中小企業診断士1次試験では、「全科目を広く浅く」「過去問中心」に勉強する必要があります。
自分に合った継続しやすい勉強スタイルを見つけて、
ぜひ中小企業診断士試験に挑戦してみてください!
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。
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