最初に
中小企業診断士養成課程を修了したマヨふぐです。宜しくお願いします。
この記事では、
- 中小企業診断士養成課程の経営診断実習の内容を知りたい!
- 実務補習と経営診断実習の違いを知りたい!
- 経営診断実習は大変と聞くけどあまり想像できない・・
という方のために、
「中小企業診断士養成課程における経営診断実習」
を養成課程を修了した私、マヨふぐが解説します。
5回の実習で得た実経験を基に解説していますので、
一つの参考事例としてお役立ていただけると思います。
【養成課程の授業紹介】
— マヨふぐ@中小企業診断士養成課程 (@mayofugu_egg) September 26, 2022
・経営診断実習
養成課程のメイン授業です。各グループ6-7人に分けられ、先生2人の指導のもと実在企業への提案を行います。知識と提案力が求められ、実務の現場をより身近に感じることができます。
結論
経営診断実習は貴重な実戦の場であり、大変ではありますが知識と提案力を試す絶好の機会です。
先生たちも実習先の企業探しにすごく苦労しているみたいです・・
この機会を大切に、自分の経験として活用していきたいですね!
経営診断実習とは
まず、経営診断実習とは各グループ(目安6~7人)に別れ、実際の企業相手に提案を行う実習のことです。
提案の際には約50~100ページの実習報告書を用意し、企業相手にプレゼンを行います。
2次試験合格後の実務補習と似たような形式であり、同じような位置づけとなります。
経営診断実習の特徴
この特徴として、以下が挙げられます。
- 回数は5回。
- 各実習でテーマが決まっている。
- 期間は約1か月。(カリキュラムによって変わる)
テーマの参考として、私の通う大学院の経営診断実習リンクを貼らせていただきます。
実務補習との比較
実務補習の特徴は以下になります。
- 回数は3回。
- 各実習でテーマは決まっていない。
- 期間は5日間。(活動日が5日間)
回数と期間は大きく異なりますね。テーマに関しては決まっていないことで実習先企業の業態が被ってしまう可能性もあります。
ただ実務補習に臨まれる方は中小企業診断士2次試験に既に合格しており、既にコンサル経験をお持ちの方もいらっしゃいますので大きな問題にはならないかもしれません。
経営診断実習のほうが回数が多く、実習期間も長い点が大きな違いとなります。
内容とスケジュール
私の経営診断実習2社目である製造業を参考とした、実習内容とスケジュールになります。
実習期間:6月10日~7月12日
授業回数:10回 ※期間内に週2回・各日約5時間
- 1回目:企業概要確認・ヒアリング内容検討・全体スケジュール確認
- 2回目:初回ヒアリング・ヒアリング内容共有
- 3回目:ヒアリング内容分析・2回目ヒアリング準備
- 4回目:2回目ヒアリング・ヒアリング内容共有
- 5回目:SWOT分析・課題設定
- 6回目:提案方針検討・フィールドワーク準備
- 7回目:フィールドワーク・提案内容決定
- 8回目:全体進捗共有
- 9回目:報告書確認・発表準備
- 10回目:報告発表会
ざっくりですがこんな感じでした。
この内容に並行して報告書執筆を行うため、執筆に伴う調査も入ってきます。
実務補習の場合はこの内容を5日間に凝縮して行うので、さらに忙しくなりそうですね・・
実習期間中も通常授業の課題は止まらないため、発表前はバタバタしてました。
その分発表会後の達成感も大きかったです!
得られるもの
経営診断実習を通して、診断経験による実績が得られます。
他にも診断ノウハウや知識・同期や先生との繋がりなど得られるものは多いですが、私は診断経験による実績が最も大きいと考えています。
ある県の中小企業診断士協会所属の方から聞いた話ですが、独立後の専門家登録時にも実習時の経験を実績として語る人は多いとのことでした!
自信をもって語ることのできるくらい、これをやったと言える成果が必要ですね。
実習は大変ですが、得られるものも大きいです。
まとめ
経営診断実習は貴重な実戦の場であり、大変ではありますが知識と提案力を試す絶好の機会です。
お読みいただきありがとうございました!
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